ビジネスを立ち上げると、取引の都合でどうしてもFaxやFax番号が必要になる時が出てきます。
「でも、今さら固定電話を買って自宅や事務所に回線をわざわざ引くなんて気が引ける… 」
そんな風に思う人は多いのではないでしょうか?
今回は、固定電話の設置、電話回線を引く必要は一切なく、既存のメールアドレスを使って、EメールでFaxの送受信ができる超絶便利なWebサービス「eFax」の登録方法と使い方をお教えします。
1.eFaxとは?
eFax公式サイトはこちら

eFaxとは、固定電話・電話回線を一切使わずに、インターネットでFAXの送受信ができるWebサービスです。
国内だけで5万件以上有料登録アカウントがあり、クラウド型FAXサービスでは業界トップの知名度を誇ります。
使い方も非常に簡単で、有料登録すれば、PC・スマホ・タブレット、どのデバイスからでもウェブサービス、アプリでFaxの送受信ができます。
2.eFaxの料金内容

eFaxの登録は有料です。
- 月額支払いなら、毎月1500円(税別)
- 年間支払いなら、年間15,000円(税別)
年間支払いなら、月額支払いに比べて3000円安くなるので、私は年間支払いで契約しています。
また、毎月150枚以上のFAX送信を行う場合は、151枚目からは1枚10円の送信料が課金されるので、その点は理解しておきましょう。(それでも安いです)
登録から30日は無料お試しが可能です。
3.eFaxの登録方法
eFaxの登録は簡単です。
まずはこちらをクリックしてeFax登録ページを開きます。
「2分でお申し込みはこちら」をクリックします。


自分が支払うプランにチェックを入れます。
年払いの方が3000円お得でオススメです。


FAX番号は自分で好きな市外局番から選択できます。
基本的には自分が住んでいる、事務所を構えている都道府県の市外局番を選択するのが良いでしょう。(例えば、名刺を作る際、電話番号が大阪なのに、FAXが東京の市外局番だと取引先が不審に思うこともあると思うので)


上から順に全情報を入力します。
- お名前(姓)
- お名前(名)
上記2つに入力した名前は実際のFAX送信の際に表示されるので、屋号を入れたい方はここに屋号を入れてください。
ただ、姓名合わせて15文字までしか入力ができないので、屋号が長い方はシンプルに自分の本名で良いと思います。


全情報正しく入力したことを確認したら、「規約に同意して、登録する」をクリックします。


「ログイン」をクリックします。


- ログインID
- PINコード(暗証番号)
上記2つは、登録したメールアドレスにeFaxから届いているメールに明記されています。
両方コピペで貼り付けて「ログイン」をクリックします。


これでeFaxの登録とログインは完了です。
このページはブックマークしておきましょう。


4.eFaxの使い方
eFaxの送受信方法についてお教えします。
4ー1.eFaxの送信方法
eFaxマイアカウントトップページで「ファックスの送信」をクリックします。


上から順に情報を入力します。
- 名前
- 会社名
- FAX番号
今回は輸出入者コードの申請を例に入力します。
名前欄に「一般財団法人」と入力、会社名欄に「日本貿易関係手続簡易化協会」と入力します。(一般的には名前欄に担当者名を入れ、会社名に株式会社〜と明記します。)
FAX番号を入力する際の注意点として、日本の国番号「81」の後ろに、FAX番号の頭文字を抜いた番号を入力するようしてください。
例えば、一般財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会のFAX番号は「03-3555-6036」ですが、この場合は頭文字の「0」を抜いた「3-3555-6036」を国番号「81」の後ろにそのまま入力するということです。
全て正しく入力できたら、「追加」をクリックします。


FAXの送信先が確定できたら、下記の様に送信先リストに追加した内容が表示されます。


下記3つのFAX送信内容を入力します。
- 件名
- 本文
- 添付書類
件名にはどういった内容のFAXを送るのかを分かりやすく明記します。
本文には、誰が誰に向けてどういった内容を送るのかを分かりやすく明記しましょう。
最後に実際にFAXで送りたい書類データを添付します。
対応可能な拡張子は「サポートされるファイルの種類」をクリックすれば簡単に確認できます。
入力した内容全てに問題がなければ、「Fax送信」をクリックします。


下記のポップアップ画面が表示されれば、FAX送信中です。


無事FAXの送信が完了すると、eFaxに登録しているメールアドレスに送信完了した旨が記載されているメールが届きます。
これでFAXの送信は完了です。

4ー2.eFaxの受信方法
eFaxマイアカウントトップページで「ファックスの表示」をクリックします。


受信トレイに受信したFAXが届いているので、件名部分をクリックします。


eFaxの受信トレイはメールではなくて、FAXの受信トレイなので、受信データはPDFデータになっています。
ページ下部に「ファックスの表示」の右側にPDFデータのダウンロードURLが表示されているので、そちらをクリックします。


FAX内容をPDFデータでダウンロードできれば、あとはそのPDFデータを開いて中身を確認すればOKです。

5.まとめ
- eFaxは固定電話・電話回線一切不要、EメールでFAX送受信ができる便利なWebサービス
- eFaxの使用料金は月額1500円(税別)年間15000円(税別)で年間支払いの方が3000円お得
- eFaxで月間150枚以上送信する場合は、1枚10円課金
- eFax登録から30日は無料お試し可能
eFaxがあれば、固定電話・電話回線がなくても簡単にFAX環境を手に入れることができます。
個人でインターネットビジネスを始めると、自宅を事務所として使う方が多く、この時代だと自宅に固定電話を置いていない人も多いと思うので、FAX番号の取得にはぜひeFaxを活用してください。
また、eFaxはスマホアプリもあるので、アプリをダウンロードしておけば、外出先でも重要なFAX書類の送受信が可能です。
かなり便利なので、スマホにもeFaxのアプリをダウンロードしておくことをオススメします。
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