どうも、内田です。
今回は、最近Amazonで頻発している保留テロの対策方法について解説します。
保留テロに合うと大きな損失に繋がりますので、当記事を参考に必ず対策をしておいてください。
1.保留テロとは?
保留テロとは、 Amazonで同じ商品を販売しているライバルセラーが行う嫌がらせ行為の一つです。
具体的には、自分がメインカートを独占して商品を売る為に、他のライバルの在庫を全て代金引換かコンビニ決済で購入して、購入代金を支払わずにそのまま保留状態で放置し、ライバルが困っている間に自分だけが何食わぬ顔で商品を販売して利益を得て、最終的にはライバルの在庫はそっくりそのまま返品する、という行為です。(最悪の場合、商品を全て開封された状態で返品されることもあります。)
「え、そんなことする人いるの?」と思うかも知れませんが、事実、本当にこのような悪質な行為を繰り返す輩はゴロゴロいます。
実際に私の周りでも、一度の注文で約100万円分、保留テロに合っている方がいらっしゃいます。
返品手数料だけで10万近く飛んでいきますので、かなり手痛いです。
人間として、ビジネスマンとして最低最悪で、非常に気分の悪い行為なので、私のブログを読んでくださっているあなたには、決してこのような行為はしないようにお願いしたいですね。
保留テロに合わないためにも、このブログ記事で示す方法で必ず対策をとってもらえればと思います。
2.保留テロの対策方法
保留テロを防ぐための手っ取り早い方法は、代金引換とコンビニ決済を設定しないことです。
決済の設定は Amazonセラーセントラルで行えます。
2−1.対策方法① Amazonセラーセントラルで代金引換とコンビニ決済をオフにする方法
まずは Amazonセラーセントラルへログインします。
「設定」→「出品用アカウント情報」の順にクリックします。


「支払情報」の「支払い方法の設定(コンビニ払い)代金引換」をクリックします。


「代金引換を有効にする」と「コンビニ決済を有効にする」がオレンジになっている場合は有効になっている証拠なので、オレンジになっている人はボタン部分をクリックしてオフに切り替えます。(オフになっている場合はそのままで大丈夫です。)


どちらもオフになっていることを確認した上で、「送信」をクリックします。


これで設定が完了です。
コンサル生から質問がありましたので追記します。
まず、Amazon小口出品者登録をしている場合は、そもそも代金引換決済が使えませんのでボタン自体が表示されません。
また、Amazon大口出品者登録をしている場合も、アカウントを作ったばかりの新規の間は代金引換決済の設定ができない仕組みになっています。
ですので、こちらの場合もそもそも代金引換決済ボタンは表示されません。
そのまま2〜3ヶ月しっかりと販売実績を積み重ねると、設定できるようになりますので覚えておいてください。
また、新規アカウントで代金引換設定がない場合の保留テロ対策としては、コンビニ決済の設定オフと合わせて、指定商品の最大注文購入数を絞るという方法をおすすめします。
Amazonセラーセントラルで最大注文個数を設定する方法については、下記の記事を参照してください。
2018/12/18 追記②
コンサル生からのシェア情報。
代金引換決済のオフは、Amazon小口・大口出品でFBA販売を行なっているセラーには適用されないようです。
自己出品者のみ、代金引き換え決済をオフに適用できるみたいですのでご注意ください。
現状、FBA販売者においては、代金引き換え決済での保留テロは防ぎようがないのが正直なところです。
もし心当たりのある注文がある場合は、即時内容を確認・把握した上でテクニカルサポートへ連絡するなどして対応を行いましょう。
悪意ある同業者の悪質な行為に関しては徹底的に通報、追求を行いましょう。
また、当記事をご覧頂いている良識あるあなたは、絶対に同じことをやり返したりはしないようにしてください。
本質的には、相手の力を削ぐことに時間を使うよりも、自分自身が強くなることに時間などのコストを掛ける方が正しいです。
また、下手にやり返したりすると自社の他の商品に飛び火する可能性も高まります。
返って経営リスクを追うことになりますので、くれぐれも悪質な行為を受けたからといって、逆上し感情的な思考、行動を取らないように気をつけてください。
代金引き換え決済の保留テロ対策は、とにかく徹底してAmazon側に訴えてしっかりと動いてもらうことです。
それが正しい行動ですので、念押しでお伝えしておきます。
随時新しい情報が入り次第、当記事でシェアします。
3.まとめ
保留テロの対策方法として、代金引換とコンビニ決済をオフにする方法をお伝えしましたが、実際のところはそれでも完全に防ぎ切ることは難しいと思います。
狙われてしまったら、起こるときには起こってしまいますので。
それでも、間違いなく少しだとしても抑止力には繋がるので、必ず設定するようにしておきましょう。
また、実際に保留テロに合った場合は、必ずすぐにテクニカルサポートへ相談しましょう。
泣き寝入りは完全に相手の思う壺になるので、「怪しいな…」そう思ったら迷わず即テクサポへ通報、相談するのがベストです。
当記事の内容で何か疑問・質問などありましたら、お気軽にLINE@からメッセージください。
それでは、今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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